“無月経と疲労骨折”が話題になっていますね。

体重が大きいことの数少ない利点の一つが、“骨への負荷がかかり、骨粗鬆症予防に働く”。
(逆を言えば、痩せている人の健康上の不安が“骨粗鬆症”)

“無月経”と“疲労骨折”がアスリートの育成の中で話題になっていますが、

「やっぱり認識されていなかったのですね」と感じました。

実は私は今も痩せすぎなのですが、ずっと「骨にはマイナス要因あり」を意識しています。

看護学生時代、筑波大学附属病院には当時珍しい「思春期外来」がありました。
浪人生活で痩せ細っていた私は、学生になってからも間隔が半年近くにもなる月経不順だったのです。
担任の母性看護学教授に、「放っておいてどうするの!」と即外来へ連れていかれました。(笑)

その頃は「面倒なものがない方がいい」くらいにしか考えていなかったのですが、
毎朝基礎体温を測り記録しながら、ホルモン注射による治療を受けることになったのです。

昨夜のNHK[クローズアップ現代」で、目崎先生のお顔を久しぶりに拝見。
(あれから30年あまり、名誉教授になられているのですね。)
なんて幸運な環境にあったのだろうと、改めて感じた次第です。


私は、おかげさまで31歳までに二人の子どもを授かりました。
出産後は、母乳しか飲んでくれない息子たちのおかげで、生むたびに痩せてしまいましたが。
でも、出産後はずっとむしろ月経周期は整っていました。
不思議なものです。

自分の経験がありますから、
健康相談の場では、若い痩せすぎの方には必ず月経の様子を確認してきました。

“卵細胞の老化”と“無月経の放置”がどれほど、不妊症の増加に影響していることでしょう。
がん・生活習慣病予防同様に、
ぜひ早期から若い人たちに知識を得る機会を持っていただきたいものです。

アスリートだけの問題ではありません。
20歳前後が骨密度のピーク。
それまでにどれだけ骨貯金ができるかで、壮年期以降の骨粗鬆症リスクがきまるのですから。

骨の健康は、QOLに大きくかかわることです。

それにしても、
体重減少が疲労骨折を起こすほど骨密度に影響するとは考えてもみませんでした。


骨の健康について考える良い機会になりました。

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  • やせすぎの若い女性が増えている 

    Excerpt: 今夜のクローズアップ現代は、 痩せすぎの女性のリスクについてでした。 Weblog: 開業保健師  みんなの“自分らしさ”を大切に racked: 2015-10-05 22:46