人間ドックの限界

NHK「あさイチ」をみながら・・・

健診に対する期待、結果の解釈、不安、
いろいろですね。

人間ドックを受けていたのに、
数か月後にがんで亡くなられた方のご家族の無念。

ゲストの医師も指摘していましたが、
「人間ドックを受けていれば安心」ということはないのです。
残念ながら、決して珍しいことではありません。


オプションにある“腫瘍マーカー”にもたくさんのものがあり、
前立腺がんの「PSA」のように特異性が高いものもありますが、
多くは原発がんを見つけるためにさらに検査を重ねます。
それに、
相当に病状が進行していなければ
数値が上がってこないようなものがほとんどです。
逆に、がんが相当に進んでいても
腫瘍マーカーの値が上がってこない場合もあります。


胃や大腸の内視鏡検査のように
直接粘膜を観察し 組織検査するのとは、
精度がまったく違います。



人間ドック学会の発表した「新基準」は、
まだ国民の中で話題を集めているのですね。

生活習慣病予防には、健診は有用です。

ただし、
人間ドックも含め、
健診の結果は「基準値の中にあるから安心」ではないのです。

あくまでも一つの情報。(基準値≠正常値ですし)

「今は基準値の範囲内にあるけれど、
今の生活に見直すところはないだろうか」

「基準値内にあるけれど、
これまでの値と比べるどうか」 

など、
自分の生活を見直す機会にしていただきたいと思います。

「食事・運動・酒・たばこ」と、
重要事項がゲスト医師から提示されました。


厚生労働省の一般向け資料「生活習慣病を知ろう!」など、
利用できる情報はたくさんあります。


健診後の結果の理解と自分の生活習慣こそ
大切にしていただきたいです。

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