犬や猫は「物」の扱い~盲導犬オスカーが刺される~

7月下旬、埼玉県内で、盲導犬オスカーが
ご主人の出勤に付き添う仕事中に
何者かにフォークのような鋭利なもので腰を刺された事件がありました。
一ヶ月たって オスカーの傷は無事に治ったそうですが、
いまだ 犯人は捕まりません。
(30日の首都圏ニュースだったでしょうか)

盲導犬は、パートナーに危険を伝える際などを除き、
むやみにほえないよう訓練されているとは聞きますが、
オスカーは、
2cmの深さに達する傷の痛みに耐え、
血を流しながらもご主人の勤務先に到着しました。
そこで職場の方によって怪我が見つけられたのです。


盲導犬というものの辛抱強さに改めて驚かされました。
と同時に、
なぜ、そのような行動ができるのか。
なぜ、朝の通勤時間帯という多くの目がある中で、
そのような卑劣な行動がその場で誰にも見つけられなかったのか。
なぜ、「器物損壊罪」にしかならないのか。

本当に、許しがたい事件です。

オスカーのご主人は、
「自分の体の一部に等しい。自分が刺されたのと同じです。」
と語られていました。


でも、・・・犬や猫は、「物」の扱い。
だから、今回の事件も「器物損壊罪」にしかならないでしょう。

迷い猫を探そうとすれば、警察署の遺失物係が担当。
飼い主がいなければ遺体は、燃えるゴミ扱い。
(とてもゴミには出せませんので、
我が家の敷地には 交通事故で死んだ見知らぬ猫が2匹眠っています)

盲導犬・介護犬などだけではなく、
法律上とはいえ、どうして命ある動物を「物」として扱うのでしょうか。
本当に悲しい・・・というか、おかしいと思いませんか?


事件後も、オスカーは以前と変わらず
ご主人とともにお仕事に通っている姿が報道されました。
酷い目にあっても、オスカーの目はとっても優しく綺麗。
人間を信じる心は揺るがなかったようです。

少し ホッとしました。

この記事へのコメント

2014年09月15日 17:05
盲導犬の事件の後、白状を持つ目の不自由な女子学生が蹴られる、という事件が報道されましたね。弱い者を攻撃するという卑劣な行為ですが、そういったことが増えているということでした。人の心が荒廃してきていますね。
2014年09月15日 21:49
盲導犬の事件も 目の不自由な女子学生が蹴られた事件も、埼玉でのことでした。
それもどちらも 通勤時間帯のたくさんの目がある中でのこと。
加害者の心も信じられませんが、目撃者達がなぜ何の行動もしなかったのか。何とも 情けない世の中です。

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