肺炎球菌ワクチンが平成26年度から定期接種に

行政の変更情報を知らずに、今日は 失敗をしました。

平成26年10月1日から、高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンが定期接種になりました。
各市町村では、それに合わせて 実施方法と助成について広報しています。

厚生労働省 肺炎球菌感染症(高齢者)

日本感染症学会 肺炎球菌ワクチン再接種に関するガイドライン

このことを知らずにいて、
古い知識のまま、ある方からの質問に答えてしまいました。

2007年頃、診療所の看護師をしていたときの知識は、
「肺炎球菌ワクチンは5年くらいで効果が落ちてくる。再接種はできない。」
でした。

そして、今日、
「これは受けといた方がいいかな?」
と 60歳代のお元気な方に聞かれて、
「一回しかできないので、今やってしまうのはもったいないと思いますけれど。」
と お答えしてしまったのです。


改めて調べてみると、
2009年から、医師の判断により必要であれば再接種が可能 になっていました。
(このころは、保健師として特定保健指導を立ち上げる仕事をしていました)

そして、
再接種可になった年に初回接種を受けた人に 追加接種が必要になる時期が
今年2014年(平成26年)。

平成31年以降は65歳の人に接種する予定で、
その移行期間として、平成26年から平成30年にかけて、
5歳ごとの節目年齢で任意接種をするようです。


肺炎球菌ワクチンの再接種は、
1997年からはアメリカで認められ、
その後は他の多くの国で5年間隔での再接種が行われていたのでした。
日本は、このワクチンを承認している国の中で 最も慎重だったようですね。


でも、高齢になるほど健康レベルも個人差が大きくなるように思うのです。


日ごろ元気に働いている65歳の方に 必要なのでしょうか。

普段はお元気でも インフルエンザに罹った時に抵抗力が落ちて
肺炎を起こすことも 否定できないですし。

インフルエンザの予防接種もそうですが、
副反応の起こり方も予想はできません。

基本的に任意接種ですから、ご自分が決めるわけですが、
助言は難しいなぁ、というのが本音です。


今日のご相談については、間違いに気づいた時点で 訂正のご連絡をいたしました。

聞いてくださったおかげで、
最新情報をつかんでいなかったことに気づくことができました。(感謝です)


でも・・・、
高齢者の実施に当たって、助成が受けられる年齢と年度を
どれだけの高齢者が理解できることでしょう。
一人暮らしや 高齢者世帯の場合、
配布された広報の内容を理解できる(しようとする)のは少数だと思いませんか・・・・。

この記事へのコメント

2014年10月25日 18:30
うちの母も昨年2回目を受けました!
シールを貼ってくれるのでいつどこで受けたかが分かります。
抵抗力が弱い人や母の様に肺が半分機能していない人は絶対受けた方がよいと言われました。
定期的に病院にかかっている人は詳しく聞く機会があるかもしれませんね。
その他の人はあまり知らない事かも・・・
私も母がそうでなかったら全く知らない事でした。
2014年10月25日 19:43
ろびままさんのお母さんのような場合は、
積極的にお勧めしたいです。
確かに、基礎疾患があって 医療機関に通っている方には 心配しなくても医師からお話がありますね。

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