禁煙外来  保険適用で治療

2006年から、喫煙は「ニコチン依存症」という病気に位置づけられて、
一定の基準を満たす場合には、保険診療が認められるようになりました。

当時 私は、ちょうど診療所の看護師として常勤復帰したころで、
勤務先の診療所が始めた「禁煙外来」の担当看護師(保健師)になりました。
(実際には数か月後には 勤務先を変えたので、短期間の経験でしかありませんが。)


その頃は、ニコチネルTTSというパッチを皮膚に貼る ニコチン補充療法でした。

たばこには ニコチン以外のたくさんの有害物質が含まれていますが、
依存を起こしているのはニコチンなので、
たばこの代わりにパッチから皮膚を通してニコチンを補充します。
パッチの大きさを3段階で小さくしていきながら、「頑張る!」のです。
意志の力が かなり大きく作用したように思います。

ニコチネルについては★(ノバルティス・ファーマのHP)
ガムだけでなく、ニコチンパッチも 薬局で購入することもできます。


現在は、
まったく作用が異なる飲み薬バレニクリン(商品名:チャンピックス)が登場して
こちらが主流になっています。

この薬には、ニコチン受容体にくっついて ニコチン切れ症状を和らげる働きと、
禁煙中にたばこを吸ってしまったときに 美味しいと感じにくくする働きがあります。

チャンピックスは ファイザーのお薬ですので、HPで詳しい情報が得られます。
→ すぐ禁煙.jp (ファイザー)

こちらももちろん意志の力は必要だと思います。

ファイザーの資料では、12週間の禁煙治療を続けた人の約50%人が
禁煙開始から9か月後も 禁煙を続けることができているようです。
ニコチンパッチを使った禁煙支援の経験と比べると、
成功率は良いように感じます。


とはいえ、
医療機関に通うということ自体が勤労者には難しいんです。
受診には時間がかかりますから。 サラリーマンは忙しい!

職場の近くで禁煙治療を行っている医療機関を見つけるのがいいようです。

健康保険等の適用の条件については


事業所が積極的に禁煙を支援してくれると成功率は上がります。

社長その他の上層部の「禁煙宣言」も効果的です。

たばこを吸っていることが「カッコ悪い」イメージになるといいですね。


女性は、「老け顔になる 」という美容上のマイナスをもっと気にしてほしいです。

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