認知症の家族の会 ~まちの駅みやもと にて

木曜日の午前中は、まちの駅へ

今日は、2階で 認知症のご家族を介護する方の集まりがありました。

野菜販売をお手伝いしていて知ったのです。


「保健師なのですけれど、ご一緒にお話を聴かせていただいてもいいですか?」
とお伺いしましたら、
皆さんに頷いていただけました。

当事者でなくてはわからない事情を語り合う 患者会や家族会は、
当事者だけの集まりに限定する場合もあります。

私自身は、認知症の介護で大変な思いをした様子を見聞きしたり、
看護師として認知症の方とかかわりを持つことはあっても、
ともに生活した経験はありません。
知識として知っていることと、現実の生活をともにすることとの間には、
大きな隔たりがあるのだと認識しています。

医療職に対する本音(不満)も 語られます。
それを遠慮なく口にできる空気を邪魔してはいけません。


皆さんそれぞれが 大変な日常を送っていらっしゃるわけですが、
今一番苦しい状態にある方に対して
それぞれが乗り越えてきた道(経験)を交えながら
本音を語り合える会になっていました。

6年、8年、・・・・、長い年月を振り返りながら、
医療者や介護事業所、行政などとの関係のとりかた、
困った行動への対処の工夫、知恵、
・・・

「一人で悩まないで、みんなを巻き込むのよ」

「みんなぞれぞれ違うんだけど、話せば自分を追い込まなくて済む」

同じ苦しみを持つ人だけの集まりだからこその ピアサポートが機能して
いました。


突然の参加でしたので 何の準備もしていなくて、
医療情報や行政制度について質問されても 分らないこともありました。
それには 正直に 「ごめんなさい。」
私も、ありのまま です。


家族の会の存在を知らずに ひとりで苦しんでいる方が、
この街にも たくさんいらっしゃるはずです。

そうした人が助けを求めてきたとき、
きっとこの会の方々が 手を差し伸べてくれるのではないか、そう思いました。


「“他人事”のように軽く返される励ましの言葉がとてもつらい」

私にとって、患者さんの本音をお聞きできるのは とても貴重なことです。


認知症介護の大変さを 分ろうとすることしかできない私です。

その場に快く加えていただいたことに感謝します。

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