顧客本位の保険 ~高額化する医療費にどう備えますか

「保健師です」と言ったら、「営業お断り!」
その後の会話もかみ合わない“珍体験”をしたこともあります。
(保険のセールスと間違われた?・・・後からそう気が付きました)

そんな「保健」と「保険」ですが、・・・・

保険代理店を経営するMさんが私のサービスに関心を持ってくださり、
お会いしていろいろなお話をしてきました。


生命保険のほか、がん保険などの疾病保険もたくさん販売されていますね。
けれど、医療同様によくわからないことだらけ、ではありませんか?

知らないことを放置できない私なのですが、
「保険」に関しては苦手意識のまま、「知りたい」という気にはなりません。 (^^;
20年くらい前の預金利率の良いころは「学資保険」を利用しましたけれど、
その後は貯蓄に切り替えました。
あの小さな字で書かれたコムズカシイ約款は、ダメです。
今回 Mさんとお話するために 少しだけ勉強しました。

(私が特別なのではなく) 多くの方々が、
よくわからないままに、何らかの保険には入っているのだそうです。
わからないから、販売者の勧める商品を購入してしまう。
保険も商品です。保険料の中から経費・利益を引いた残りが顧客の「補償」に回されるわけです。
売り手が顧客本位か 営利優先かで 随分と影響が出そうです。
医療と同じではないですか!


ファイナンシャルプランナーでもあるMさんと一致したのは、
今後も現在のような自己負担では医療保険制度は立ちいかなくなるということ。

「高額療養費制度があるので民間医療保険は不要」と考えてきた私ですが、
その自己負担上限額の見直しが来年には始まります。
「やはり これまでのようにはいかないぞ。」という気持ちになっていたところです。

50代の私は平均的な余命からすれば あと30年先まで生きます。
減少する一方の若い世代に養ってもらおうなんて無理、ですよね。
いくら予防的生活に努めていても、避けられない病気やけがはあります。
家計の中で医療に支出できる予算を 決めておく必要があると考えています。
(国の出納のような状況はありえません!)
QOL重視の 身の程の医療を利用するつもりでいます。

様々な高度先進医療が保険適用承認され、実施される現状では、
消費税を少しぐらいあげたところで とても補えるものではありません。
自己負担が減っても、医療費は税金と保険料で賄わなくてはならないのです。
医療保険料は上がる、税金は上がる、受療時の自己負担は増える・・・未来の姿がみえませんか。
次世代への負担の先送りをいつまで続けられるのか。


お客様の生き方にあった、真に役に立つ保険を提案したいというMさん。

何でも、ほとんどの方が 現在加入している保険を見直すことで、
負担を減らして同等の補償をえられるか、
同じ負担で補償内容を改善することができるそうです。

保険について知らないがゆえに損をしている人の役に立ちたい。
それが、Mさんの事業の姿勢でした。


そして、もう一つ。
医療についての相談を受けることが多いのだそうです。

お金を準備しておくためのお手伝いはできても、医療に関する相談は難しい。

お客様が医療の現実を理解していなくては、最適な保険を選ぶ「要望」を聞くことができません。

実際に病気になった時の相談への対応も したいけれど難しい。
(いろいろ勉強はされても、医療の専門家ではないので限界がある)

そこで、私の活動に関心を持ってくださったようです。


医療についてわからないままに不適切な(不本意な)医療を受ける人を減らしたい。
その人らしく生きるために主体的に医療を利用するためのお手伝いをしたい。

これが私のやりたいことです。Mさんに一致するところがあります。

「サービスの押し売りをしない」という姿勢も共通です。



保険販売という、まったく考えもしなかった分野でお役に立てる機会があるかもしれません。

新しい地域に、新しい分野に、一粒の種を落としてきました。  


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