キャンナス  ~全国訪問ボランティアナースの会

有償ボランティアナースとしての訪問看護サービスを知りました。
なんと1997年に発会していました。

身近になかったので その活動を知りませんでしたが、
各種メディアにも取り上げられていたようですし、
国の在宅医療への動きと重なって、勢いを増しているようです。


公的な訪問看護ステーションを開設するためには、
常勤換算で2.5人の看護師等を配置することが必要条件です。

それに対して、
「キャンナス」は、インフォーマルな看護サービス。
★キャンナスHP


育児その他の事情で一度職を離れた潜在看護職が地域にはたくさんいます。
病院勤務では夜勤があって 両立が難しいですし、
何より、在宅訪問看護師自体に魅力を感じる人も多いと思います。
自宅から訪問する職住接近も有難い。

一方で、公的サービスでは対応できない隙間サービスが求められています。

そんな看護職とサービスを求める人をつなぐのが「キャンナス」。
キャンナス立ち上げの要件は、主観的なもので、
現在 全国に70ほどの活動があるようです。

将来的に 「開業看護師」の認可を目指した活動もしています。



主旨には賛成ですが、・・・・今の私には実際の活動がイメージできずにいます。

現法では、看護師の医療行為には医師の指示が必要・・・です。
(家族なら介護者として実施してよい行為があります。)

市民活動としての看護師開業で、医療行為は法的にどのように扱うのでしょう?
法的解釈というより、在宅療養の担い手が足りない現状では、
法がどう変わっていくのか、なのかもしれません。

開業看護師が公的に認められたら、
医療保険(診療報酬)との関係はどうなるのでしょう?・・・・?

在宅療養者のニーズを満たすためには、在宅看護職の力を使うことが必須
だとは思います。


地域にたくさんの開業看護師が活動するようになって、
個々の看護師のスキルを 利用者が選べるようであれば
競争原理が働いて 良いサービスが提供される? と期待できるでしょうか。
ん~、・・・需要の方が多い状態は続くことでしょう。

「看護師資格があればよい」サービスで 困るのは利用者です。



厚生労働省・日本看護協会で議論を重ねた結果、今年6月には
看護師の役割拡大に向けた保健師看護師助産師法の改正がありました。

この法改正と どのように整合させていけるでしょうか。


この記事へのコメント

2014年12月12日 14:22
婦人の友社の明日の友今月号にキャンナスを設立された、菅原由美さん、シスター渡辺和子さんの対談が掲載されていました。菅原氏は、義母に末期のがんが見つかったとき、たった1本の薬液を差し替える医療行為ができる事で、義母の自宅介護を許され、最期を家で過ごすことができたことから、自分自身も最期は自宅で過ごしたい、点滴の面倒を見てくれる仲間が欲しい。という思いが、キャンナスのスタートだそうです。
2014年12月12日 15:21
家族が医師・看護師の免許を持っているだけで、在宅療養の敷居は低くなりますね。
ただ、看護師の免許を持っていれば安全といえるでしょうか。そこを心配しています。全くの素人よりは知識はあります。でも免許は最低ラインです。利用者は、その人に託せるかどうかを、しっかり見極める力が必要だと思います。
在宅医療での訪問看護師の絶対的不足が、活動を可能にしているように思います。公的に認められるには、教育・認定基準が必須だと思います。
キャンナスを土台にして、潜在看護職の力が活かせる良い仕組みができるとよいですね。

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