老年医学界が「高齢者が中止を考えるべき医薬品」の医療者向け指針案作りへ

多くの高齢者が「薬」のお世話になっている現状です。


国は、院外処方、医薬分離を勧めることで、
個人が飲んでいる薬の一括管理を目指しました。

しかし、医療機関のすぐそばのいわゆる「門前薬局」で処方薬を受け取り、
処方する医療機関と処方薬局の関係は、私には共存関係にあるように思えます。
処方された薬について、処方した医師に不都合な説明はしないと思いませんか。

本来は、かかりつけ薬局に処方箋を持参し、薬剤師から中立の立場で薬についての相談ができなければならないと思うのです。


小児薬容量については、従来から細かい計算法が示されていました。

しかし、老化による薬物の影響(腎機能の低下による排泄能力・肝機能による処理能力など)、高齢者の薬物使用についてはあまり一般に知られてこなかったように思います。
「老年医学」という分野も比較的新しいものです。

「日本老年医学会は、医療者向けに「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」を10年ぶりに見直す。中止を考えるべき医薬品約50種類を挙げ、、やむを得ず使う場合の方法も盛り込んだ案をまとめた。学会のウェブサイトにリストなどを公表、意見を求めて6月までに正式決定する。」(4月3日 朝日新聞)

待っていました!


薬が安易に処方され、医師の処方に疑いを持たずにたくさんの薬を飲んでいる方々。
ぜひ注目してください。

一部の候補に挙がっている薬は、一般的に処方される薬ばかり。

指針は75歳以上の高齢者に使用する場合を考えて出されるようですが、
年齢を重ねるほどに身体の状態の個人差は大きくなるものです。
75歳以下でも安心はできません。


一方、
例えば、「デパス」(とても一般的に処方されている抗不安薬です) のように、
依存性があり 急に中止せず少しずつ減薬する必要があるものもあります。

自己判断での中止は却って危険なこともあります。
注意してくださいね。


信頼できる医師から薬剤処方を受ける事が最善ですけれど、・・・・

信頼できるかかりつけの薬剤師(薬局)を持つこともお勧めします。


生活習慣病の第一は、食事や運動の適正化です。
それでもコントロールが難しい時に薬物療法が加わるのです。

こころの健康を保つためには、心理カウンセリングがあります。
ストレスに対する力「レジリエンス」を高めていくことができます。
(不法な労働によるメンタル不調は、その元を絶つ決断も一つの選択肢です。)

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