「医師の説明「十分」が9割、厚労省調査」 … 本当ですか??

m3.com(医療維新) から送られてきたニュースが、私には意外でした。
一部以下にコピペします。

 厚生労働省は9月8日、「2014年受療行動調査」を公表した。医師からの説明については、外来、入院とも「十分」とした人が9割を超え、病院への満足度も年々増加傾向にあった。病院を選ぶ理由では入院、外来とも「医師による紹介」が1位だった(資料は、厚労省のホームページ)。

 調査は患者に医療を受けた時の状況や満足度など尋ねるもので、3年ごとに行われている。2014年は10月に実施し、全国の一般病院488施設を利用する患者(外来・入院)約19万5000人を対象とし、約15万3000人から有効回答を得た。

 「医師からの説明の有無、説明の程度」では、外来では「十分だった」(58.5%)と「まあまあ十分だった」(35.4%)を合わせると9割を超え、「あまり十分ではなかった」が4.4%、「十分ではなかった」が1.7%、「説明を受けていない」が0.5%だった。入院では、「十分だった」が66.5%、「まあまあ十分だった」が26.8%、「あまり十分ではなかった」が4.5%、「十分ではなかった」が2.2%、「説明を受けていない」が2.3%だった。


厚労省のHP→ 平成26年受療行動調査(概数)の概況

本当でしょうか? 
「まあまあ十分」も含めていますが、それでも9割以上が「十分」とは・・・・・

解釈に悩んでしまいました。

もしかしたら、あまり期待していないのではないでしょうか?

確かに 昔に比べたら ずいぶん「説明」が当たり前になっているとは思います。

けれど、本当に理解できるまで説明を受けていますか?
(分からないことが多くては、質問もできませんし。)

外来診療時間の7割以上が10分未満なのです。

この調査対象は、全国の一般病院を利用する患者(外来・入院)を対象として、層化無作為抽出した一般病院を利用する患者ですから、診療所は対象となっていません。
※ベッド数が20床以上の医療機関を病院。19床以下(入院設備なしを含む)の場合を診療所(クリニック)といいます。

私が身近な方々とお話しする機会のなかでは
検査結果の内容も十分説明できているとは思えないのですけれど・・・・


「説明」の中に分からない言葉があったら、そこから質問してくださいね。

分からないのに、頷かないでくださいね。

理解できるまでかみ砕いて状況を説明し、医療を受ける側の気持ちを確認しながら治療を提案していただいてください。方針を一緒に決めてください。
それが「インフォームド・コンセント」です。


どこか実態と 違和を感じる 調査結果でした。


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