サルビアの会(10月家族会)に参加

昨日(10月3日)は 古河市のがん患者会(家族会)に参加してきました。

午後は、「古河市民フォーラム」で赤荻先生の講演も予定されていました。


診療所に入ると、
赤荻先生は、パワーポイントを用意して待っていてくださいました。
「特にご相談がなければ、午後のお話をひと足先に。」

午後も参加する予定だった人も、午後の参加は難しいと考えていた人も、
「わー、嬉しい!」


なぜ先生が、筑波大学から古河市の福祉の森診療所に来ることになったのか。

そこには、
20年前の旧古河市(合併前)が 福祉の森 で実践しようとした「 一次予防から在宅医療までの取組み」 という先進的な計画があったのだそうです。

タイミングの良い『縁』が、赤荻先生を古河市に呼んだのですね!


いいなぁ。

私がかかわりたいのも 第一は 一次予防。
それに、医療とのかかわり方を考える支援です。

一次予防とは病気になりにくい生活を身につける  <・・・・保健予防
二次予防は病気の早期発見   <・・・・健診・検診
三次予防は病気の悪化防止
そして、在宅医療・看取り

大学病院で仕事をしていると、
初めは「間違いなく指示されたことができているか」で 必死です。
そのうち、「もっと良い方法はないか」 とか
「患者さんの生活を制約しているこの医師の指示は本当に必要か」 
と自分自身の中で問いかける余裕ができます。
そして 仲間に問いかけ、医師に問いかけ、・・・・(質問・相談・提案)
しだいに、 医師のほうから 「何かある?」 と問われるようにもなりました。

もう1年と一度は考えたのですが、筑波大学以外も知りたい気持ちに動かされ、
2年間で現場を離れてしまった私です。
筑波と日本の医療一般は別世界。なんと恵まれた教育環境だったことでしょう。

先生はその後も約10年間、大学病院に務められたのです。


夜昼なく気管切開部から痰を吹き出して苦しみ、顔をしかめて嫌がるのに吸引。
「ごめんなさ~い」 って謝りながら、・・・・
30年以上たつのに、お名前は忘れてしまいましたけれども、
ある患者さんのお部屋も ベッドの位置も お顔も 思い出すのです。
(胸部外科の肺がん術後の患者さんでした。)

先生のお話を聴きながら、私の心の中では、
大学病院 集中治療棟での様々な記憶が呼び起されていました。


古河市の職員となった先生は、
さっそく、小学5年生・中学2年生を対象とする「禁煙教室」を始めたそうです。
リアルな受動喫煙肺や喫煙者の肺がんの画像を見せながら。
子どもたちは親にも働きかけます。

今では学校での「がん教育」が広がっていますが、
古河市では 約20年前からこうした「一次予防」活動が始められたのです。

また、旧古河市には 現在全国で進められている「包括支援センター」のような
地域の見守り活動もあったのです。


そして、
今では市内の様々な組織・医療職と連携を取って進めている在宅医療。

赤荻先生自身も、在宅診療の時間枠をとって、
積極的に訪問診療を続けています。


「いくら自分の気持ちを書いておいても 結局医師しだい」 という現実の声も聞かれます。
そうなんですよね。
納得のいく在宅医療を受けるためには、
自分の意志を尊重してくれる主治医に出会うことが鍵になるのかもしれません。


10年後の2025年、3人に一人が高齢者になります。
でも、・・・・ 病院ベッド数は増えません。

ひとり一人が自分の生き方を考えなくてはなりません。


サルビアの会10月家族会(その1)
サルビアの会10月家族会(その2)
サルビアの会10月家族会(その3)
サルビアの会10月家族会(その4)
 


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