がん検診は何歳まで受けますか? 

がん検診と年齢について 考えたことはありますか?

今日の新聞を読んだ後、PCにもメルマガ(医療ニュース)が届いていました。

厚生労働省が指針を決めて市区町村が実施する「がん検診」の対象には年齢の上限がない。しかし、検査には高齢者特有のリスクもあり、利益より不利益が上回るという指摘もある。海外では上限を設ける国もある。高齢者のがん検診をどう考えたらいいのだろう。

高齢者の場合、がんができても、症状が出る前に寿命をまっとうできることがある。しかし検診でがんが見つかった場合、手術や治療を受けることになり、後遺症や副作用が出れば、結果として生活の質を損なうことがある。

大阪大の祖父江友孝教授(環境医学)は「がん検診にも利益と不利益があり、高齢者は不利益が利益を上回ることもしばしばある」と指摘する。検診でがんが疑われても、精密検査でがんではないと判明することもある。この場合、結果が出るまでの心理的なストレスや結果として必要なかった検査を受けることは「不利益」ともいえる。祖父江さんは「70歳を超えたら、がん検診を受けないという選択もある」と話す。

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日本でも厚労省の「がん検診のあり方に関する検討会」で年齢の上限問題が議論されたことはあるが、具体的な結論は出ていない。

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『がん』といってもさまざまです。できる場所も、がん細胞の性質も。

人も、それぞれ。
体力も 精神的な強さも 年を重ねるほど個人差が大きくなるように思います。

何より、「どう生きたいか」という考え(思い)が異なるはず★(2014/11/5)です。
もし考えていなかったら、考えてみていただきたいです。

検診を受けると、そのあとは 「異常なし」か「要 精密検査」の通知が届き、
精密検査でがんが見つかれば、
当たり前のように治療が進められていくのが普通です。
そのころは、もう考える余裕などなくなっているかもしれません。

例えば、
80歳を超えて、大腸内視鏡検査・・・。
あの腸洗浄がどれだけ大変なことでしょう。
「検査より 準備のほうが嫌」 多くの方が そう振り返ります。
(内視鏡検査は医師のスキルが大きく影響します。)

治療も、加齢による様々な機能低下を起こしているのが当たり前ですから、
負担は大きいですね。
数日間の入院生活だけでも、体力はガクンと落ちるかもしれません。

それに、気持ちの問題。
「がん です。」 と告知されたとき、ご本人・身近な人のこころは、
サルビアの会 (古河市で月2回開催されている がん患者相談会)の皆さんも、
当然ですが 平常ではなくなった と語っています。

高齢の方ほど、がん=死 のイメージが強いかもしれません。


祖父江先生は「70歳を超えたら」 とお話していますが、
私は、
これは、各自の生き方の問題であって、
医療者や国が決めるべきものではないように思うのです。
(がん検診費用補助については、年齢上下限を設けることに賛成です。
国民医療費を抑えなければ次世代につけがまわりますから。)

多くの自治体のがん検診は、「40歳以上」の受診勧奨が多いようですが
私は、むしろ若い世代に補助金をだしていただきたいと考えます。


私個人は、がんであることを知らずに過ごす時間を大切にしたいので、
がん検診は受けない派 です。
3年前に初めて乳がん検診(マンモグラフィー)と子宮がん検診を受けました。
これは、更年期のホルモン補充療法を受けるために必要だったからです。


だれでも いつかは 最期を迎えます。
「いつ死が訪れても後悔しないように生きる」
そう思って生きているつもりです。
年齢関係なしに、
どういう状況で最期を迎えることになるか分からないのも現実・・・・。

子育てもほぼ終わりましたし、もう私がいなくても誰も困りません。
夫は家事全般できますし。   (^_-)-☆ 

緩和医療だけは絶対必要です!
この分野の医療費個人負担だけは どうか上がりませんように。 (祈)


年齢にかかわらず、「がん検診の通知が来たら 受けるのが当たり前」
と思っているかたが多数派でしょう。

検診を受けるのでしたら、必要な精密検査は受けてくださいね。
そして、がんであることが分かったら、
治療については 医師とじっくり相談して進めてください。




埼玉県鴻巣市の開業保健師 ヘルスプロモーションサポート栗原 HP はこちら

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