「ストレスチェック制度実施のための研修会」に参加

8月1日、埼玉産業保健総合支援センター開催の
「事業場におけるストレスチェック制度実施のための研修会」に
参加してきました。

実施マニュアル冊子 をいただきました。(これは嬉しいです)
レーザープリンターならあっという間に印刷できますが、
家庭用印刷機では・・・・インクの消費量が大変です。


でも、厚労省のHPでみられる内容を説明していただく研修では退屈して
しまいます。
そんなことは、各自がHPを読み込めばいいことですから。
いまだに、研修=わざわざその場に行って話を聞くこと が主流なのですね。

昨年12月から施行期間に入りました。
実際にどのような進行状況なのか、
どのような問題が起きているか、
そんな実際的な情報が有意義でした。

100人定員でしたが、実際には定員増対応をしたようで、
会場はさいたま新都心のランドアクシスタワーですのに、
机なしの簡易テーブル付きの椅子。(こんな研修環境は初めてでびっくり)
そこで2時間半ですから。


施行開始から1年以内に1回目の実施を義務づけられている事業所は
11月までに実施が必要ですから、事業所担当者は真剣で、
実際のお困り事相談が具体的にお聞きできてよかったです。

産業保健総合支援センターの講師も、関東各県の実施状況に詳しく
施行1年目としての方向性として 具体的なお話が聞けました。

私の認識と異なったこと・新たに知ったことがいくつかありました。
* 「結果は実施者から直接受検者に通知」    
    → 直接郵送でなく、封印してあれば事業所経由でもよい。
* メールによる結果通知は誤送信の危険性が高く 望ましくないと考えていた。
    → どちらかというと推奨している。
* 「50人以上の従業員のいる事業場」
    → 産業医の選任義務の「50人」とは規定にずれがある。
* その他 高ストレス者の選定に関しては、自分の勉強不足に気づきました。
* 従業員50人未満の事業場の実施促進に向け、助成金制度がある。

実施マニュアルの他、厚労省の「ストレスチェック制度実施Q&A」や、
外部委託機関(埼玉健康づくり財団)が実際に使用しているモデル資料 も
いただきました。
価格表や結果通知まですべて・・・・やはり個人で「実施者」になるのは難しいと感じました


最後の質疑お応答でのがっかりは、・・・・
この研修は日本医師会産業医認定単位にもなるものでしたから
20人ほどの医師が参加されていたようなのです。
「実施者は正看じゃなくて准看護師じゃダメなの?」
(「正看護師」なんていう言葉はないのです!)
「これやるのには残業代払わないといけないのか?」
(当たり前じゃないですか、就業時間内実施は!)
事業所の労働衛生担当者の真剣さに比べて、なんと低レベルなことでしょう。
もちろん一部でしょうけれど。
このような産業医でも、面接指導の料金は、おおむね1件1.5~3万円のようです。
呆れてしまいます。


自分の事業所の状況に合わせて 実施規定を作っていく作業は大変でしょうが、
その状況を一つ一つ、産業保健総合支援センターに相談していくことで、
実施上の問題も浮き彫りになり、制度が洗練されていくのでしょう。

研修後の個別相談には、たくさんのかたが残っていらっしゃいました。


それにしても、一次予防をめざすなら、
事業所内保健師 あるいは契約保健師を置くことを考えてほしいものです。

それも体も心も分けずに相談する機会をつくってくだされば、
メンタルヘルスへの偏見(敷居)も低くなると思うのです。

HPへのアクセスはあっても、なかなか実際に電話問い合わせが入らないのが
残念です。


地道にコツコツ。勉強だけはしておきましょう。
たくさんの資料をいただいてきましたから。



埼玉県鴻巣市の開業保健師 ヘルスプロモーションサポート栗原 HP はこちら

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