デパスやアモバンなど「投薬上限は30日」へ ~向精神薬に指定

医療維新 m3.com よりのニュースです。

中央社会保険医療協議会総会(会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)は9月28日、精神安定剤のエチゾラム(商品名デパスなど)、睡眠障害改善剤のゾピクロン(同アモバンなど)について、投薬期間の上限を「30日」と定めることを承認した(資料は、厚生労働省のホームページ)。

 これら2剤が新たに「麻薬及び向精神薬取締法」(麻向法)に規定する「向精神薬」に指定され、投薬期間の上限を新たに設ける必要が生じたための対応だ。麻向法の政令公布は10月14日のため、厚労省は10月13日までに、「30日」の上限の適用開始日を通知等で示す方針。10月後半か、11月初めからになる見通し。



「デパス」は、
即効性があり 効果も強いのですが、
その分、依存性の現れる薬として
注意が必要と考えています。
 プレッション(鬱)をパスする → デパス    ・・・・ たぶん 

最近は
その危険性が認識されるように
なってきたように思います。

故 森俊夫先生の
「精神科・心療内科で出されるお薬の話」
という研修でも、
危険な抗不安薬として取り上げられ、
できるだけ早期に他薬への変更を
勧められていました。

実は、
私も使ったことがあります。
過重労働による
異常な筋緊張と睡眠障害が
ひどかったころです。
副作用である筋弛緩効果を
利用しようと考えました。
就寝前に0.5mgを服用していましたが、
できるだけ早くやめたかった薬です。
(今は縁がありません。)


「依存」というのは、
その物質が無いと落ち着かなくなってしまい、
常にその物質を求めてしまう状態です。

『アルコール依存』であれば、
アルコールが無いと落ち着かず
常に飲酒してしまう状態。

『ゲーム依存』だったら、
ゲームをしていないと落ち着かずに
ゲームが手放せなくなってしまう状態。
・・・etc

デパスの依存とは、
デパスに頼り切ってしまい、
手放せず、
いつまでたっても服薬を止められない状態
のことです。


依存性の強い薬を
なぜ長い処方期間の薬のままにしていたのでしょう?
疑問に思っていました。

意外と簡単に処方される薬でしたし、
「屯用」として処方されても、
「依存」するようになれば 回数も量も増えて、
「常用」同然になってしまう危険性もあります。
筋弛緩作用もありますから、
大量に飲むようになると、
夜間の転倒も怖いです。


対応が遅い! 

でも変更されることになって良かったです。

なぜ長期間の処方が制限されるようになったのかを診察の時に説明し、
依存傾向の有無を確認して、
改善を考える機会にしてほしいものです。


医師には
患者さんの性格(依存性を持ちやすい性格)まで
見極めてほしい、
それが私の一番望むことです。





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