サルビアの会 (2016年 12月 家族会) に参加

古河市の福祉の森診療所で開かれている がん患者の会「サルビアの会」 に
参加してきました。  

風邪もなく穏やかな日差しが 福祉の森会館周りの紅葉に注いで とても気持ちの良い一日でした。

会場前で MYさんの姿を見つけて 一緒に中に入りました。


そのあとすぐに、ご主人を送って2カ月になる○さんがいらっしゃいました。

日がたつにつれて ますます思い出すことが多く辛くなるということでしたが、
時に涙も拭いながら、
少しずつ こころの整理 をしているように感じました。

「がんでというより、心臓のほうで亡くなったんだなぁ、って思うようになりました。」

「何度も不整脈を起こして、私も少しずつ慣れてきてはいましたけれど、
でも、最後に入院するときは、これは普通じゃないって、思いましたし。 ・・・
主人も、“俺は死ぬのか?”とか“葬儀は~~してくれ”とか言葉にしてました。
自分でもわかるんでしょうかねぇ。
・・・・
夢をみては、暗い中に引き込まれそうだと怖がっていましたから
亡くなったあとも、部屋の電気を消さないでいました。
・・・・
タバコをお供えしているんです。 (フフフ) 
体に悪いことはわかっていても ヘビースモーカーでしたから、
やっぱり吸いたかったんですよね。
電子タバコを取り寄せていたのだけど 間に合いませんでした。」

「今は、なるべく遠回りして買い物に行ったり、
犬の散歩させたり、できるだけ外に出るようにしているんです。
でも、
その途中とかで、あまり嬉しくない言葉をかかられることもありますねぇ。
その他の集まりに出てもそうです。
例えば、ご主人の愚痴を言うのってホドホドにしてほしいって思うし。・・・・」
                                            etc

一人でいるより、なるべく外に出るようにしてはみるものの、
外には 言葉のかけ方に配慮できない人がたくさんいます。
心配してかけた言葉が ご本人には辛い言葉だったりするわけです。

でも、
言葉も増えましたし、襟元に添えた明るい色のスカーフも
○○さんの気持ちの立て直しを表しているように思えるのです。
何より、笑顔が増えました♪

「歩かなくちゃ」、というのは外に出るだけでなく、
自分の健康管理に目が向いてきたからのようでもありました。
KNさんのお話から始まった歯科治療や認知症予防の話にも積極的に加わって、
ご主人のことばかりだったのが、ご自分のほうに関心が向いてきているような。



タバコのお話は、実は有害物質のところから始まりました。

産業廃棄物が捨てられた近くで、何年もたってから木が枯れていく様子。
井戸水の話。(古河では 多くの方が井戸水を日常的に使っているようです)
(先生)「今の世の中、空気中にも 食べ物にも、生活する中で避けられない有害物質がいっぱいある。その中で、タバコを吸うことがどれだけ危険を大きくするか。・・・・」
先生は、古河市に赴任してから 10年ほどの間、小学生から中学生を対象として、タバコの影響についての教育活動を続けられたそうです。
子どもはタバコを吸った肺の写真に大いに驚きます。
(私も初めて見たときはギョッとしました)
子どもは、自分だけでなく、両親のことも考えます。
その後の『学校の敷地内禁煙』もあいまって、追跡アンケート調査では、驚くほどの喫煙率の低下につながったそうです。

参加者はみな タバコが嫌いです。
(KNさん)「ずいぶんタバコを吸う人は減ってると思いますが、若い女性が減らないんでしょう?」
(私) 「そうなんです。“老け顔になる”ということを知らないのじゃないかしら?」
(先生)「血流が悪くなるのは、皮膚に悪影響を及ぼすねぇ。」



認知症の話は、KNさんが話題提供をしてくれます。
「90歳を超えてもなお 現役で編み物の製図が書けるかたがいるんです。背筋もピンとして。あんなふうに元気でいたいなぁ、と思うかたが身近にいるのは励みになります。」

90歳を超えても認知症にならずにいられるのはそう多い割合ではない と先生からもお話がありました。
長く生きれば、どうしても認知機能は衰えてしまうことになります。
元気で長生きしたいけど 最期はどうなるかしら・・・・
ここに話がくると、 「“がん”がいい(痛みのない“がん”がいい)わね。」

KNさんのご主人は、本当に良い最期を生きられました。
(KNさん)「主人に 死にかたじゃぁ勝てないわ!」
(私) 「いや、勝ってください!」  
みんなの笑いが続きます。



次回17日は、萬田先生の講演会も重なります。
(2016/8/8)在宅緩和ケアに取り組む医師 ~高崎市:萬田緑平 医師
(2016/11/16)萬田緑平医師の活動 ~本物の“緩和ケア”実践
大盛況の申し込みで嬉しいですね。
MYさんと○さんは、近くで昼食をとる相談もしていました。

私は、夫の都合もあって、萬田先生の著書で学ばせていただきました。
今日の新聞には、2016/11/16発行の
近藤誠×萬田緑平 『世界一ラクな「がん治療」』  が紹介されていました。
何かと批判されてきた近藤誠医師の方針ですが、
私は、ご本人の著書を読んで、単なる「放置」ではないことを感じていました。
萬田先生と、どう同じで どう異なるのか、・・・・こちらにも関心が向きました。




今夜は、古河提灯竿もみまつりが、古河駅西口で開催されるようです。
駅前は 歩行者天国でにぎわっていました。

古河市は、お祭り・イベントがとっても多い街です。
先月は「よかんべまつり」(産業祭) でした。
来月は「七福神めぐり」 ・・・・MYさんは自分のペースで一人で歩くそうです。




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