牛乳は尿酸値を下げる ~NHK『ガッテン』報道

今日は、低脂肪牛乳が売れているでしょうか?

昨夜の『ガッテン』は 高尿酸血症の改善 がテーマでした。

夫が真剣に見ていましたので、
途中から、
「また、明日から何かが売れ始まるんだねぇ。」
などと横目でチラチラ。  (笑)

「あんなに激しい運動したら、筋肉が壊れて 出てくるわ」

「食べることより、排泄の問題!」

などと、先回りして解説(?)していたのですが、

「さて、どこの家の冷蔵庫にもあるこの3つのうち、尿酸値を下げるものは何?」
 → (おっと、即答できません。。。)
 味噌は、塩分が腎臓の負担になるからダメ!
 水は、冷蔵庫じゃなくていいし、濃度を下げて結石予防ならわかるけど。
 消去法で、「牛乳かなぁ。」 
正解は“牛乳”でした。
ちょっと意外。
解説に登場した医師が「絶対に下がります。」などと発言。
(私は、「絶対」はないと考えるので、この番組情報にいつも厳しい評価です)


説明では、
「牛乳に含まれるカゼインがアラニンに変化して、尿酸の排泄を促す」
これは私にとっては 新知識 でした。


でも! です。
間違っても たくさん飲み過ぎないほうが良い です。

番組で推奨していた牛乳やヨーグルトの量は、
『糖尿病食事療法のための食品交換表』で勧められるバランスの良い食事に
一致します。

いくら低脂肪のものでも、飲み過ぎれば カロリー摂取過剰になります。
加齢に伴う腎機能の低下は誰にでも起こりますから、
タンパク質の摂り過ぎはむしろ腎臓に負担をかけます。
すでに腎臓病の場合、タンパク質は制限されます。
(小さく画面に注意書きが出ましたね)

運動と同じで、適正な量がいいのです。


高尿酸血症のためには、

肥満を改善すること 
  → 脂肪細胞はインスリンの働きを悪くする物質を分泌するので、
     体はたくさんのインスリンを出します。

アルコール(ビールだけでなく)を控えること 
  → ビールに含まれるプリン体の摂取より、
     アルコールがプリン体の製造を増やすことに注意してください。

スイーツを控えること (・・・・番組内での推奨)
  → 血中ブドウ糖濃度を一定にするためにインスリンがどっと出てきます。
     肥満の予防からも望ましくないですね。

野菜を積極的に摂ること


つまりは、バランスの良い食生活を心がけることであって、
特別なことではないのです。


     

埼玉県鴻巣市の開業保健師 ヘルス プロモーションサポート栗原 HP はこちら

この記事へのコメント

2017年01月06日 07:12
野菜も牛乳も充分に摂取しています。足らないのは運動かな? 尿酸値 高くないです。
2017年01月06日 11:31
ハイジママさん、おはようございます。
確かに女性は尿酸値が高い方は少ないですね。(女性ホルモンに腎臓からの尿酸の排泄を促す働きがあるとも言われ、閉経後に尿酸値は少し上昇する傾向があるようです)
日本人痛風患者の約90%以上が男性で、中年以降の発症が多いと言われています。私も 女性からご自身の高尿酸値に関する相談をお受けしたことがありません。
番組でも報道されていましたように、若年性痛風の原因として遺伝子(ABCG2などの遺伝子)の変化も報告されています。
尿酸に関係する遺伝子は、希で影響が強い遺伝子と、頻度が高く影響が弱い遺伝子に分けられるようです。ABCG2もそうですが、大多数の痛風や高尿酸血症に関係する遺伝子は、頻度は高いが影響が弱い遺伝子のようです。
影響が低い遺伝子要因ですから 牛乳を適正量飲むだけで容易に適正値に下がったというわけです。おそらくモニターされているというだけで、他の生活環境も少なからず改善した結果だと思います。

「防衛医科 大学の松尾洋孝講師らを中心とする研究グループは、 2013年6月に腎臓の尿酸処理に関連するABCG2遺伝子に 特定の変異がある男性は、20代以下でも痛風発症リスク が22.2倍も高くなるという報告を英国科学誌に発表」(参考:「ABCG2」で検索)

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