私の「がん治療に対する考え方」の変化をたどってみました

このところ、がん治療について考えることが多くなりました。

3年前からの自分のブログ記事を読み返してみて、
自分の考えが大きく変化していることに気づきました。


例として、
「乳がん検診」に関係する私のブログを拾ってみました。


2014年の記事では、明らかに肯定的な意見です。
あまりがんについて関係しなかった時期が続いていました。
標準治療に疑問を持っていませんでしたね。
どこか 他人事な感じもします。。。

2014年↓
抗がん剤 ~殺細胞性抗がん剤 と 分子標的治療薬

第5回ピンクリボン・デー in くまがや に参加してきました

マンモグラフィー乳がん検診で「精密検査」の判定が出たら・・・・

それが、自分自身が「がん検診」を受けることを求められ、
サルビアの会を通してがん治療の現実を学ぶ機会を得るにつれ、
次第に現代の「がん治療」への疑問が強くなっていきます。

2015年↓
乳がん検診を受けてきました

そして、
もともと医療はなるべく受けたくない病院嫌いだったのですが、
「私は」という主語のもとで、
「がん治療は受けたくない。緩和医療だけでよい。」
と明確にしたのは2016年ころでしょうか。

2016年↓
子宮がん検診を受けてきました

在宅緩和ケアに取り組む医師 ~高崎市:萬田緑平 医師

医療は利用するもの (医療に利用されないで)

短い期間ですが、随分と変化しています。

極めつけは、近藤医師の著書を通して、
現代の日本医療の裏の姿を知る機会を得てからでした。
本棚には、『何度でも言う がんとは決して闘うな』(2014)がありましたから、数年前に一度は読んでいたのです。
が、頭に残っていませんでした。偏見が邪魔をしたようです。

でも、在宅緩和ケアを進める萬田医師の存在を知り、
萬田医師との対談を契機に、近藤医師の意見が身近になりました。

この本を何度も読み直してみました。学びなおしです。

2017年↓
知人の がん報告

『近藤誠/がんでも苦しまず長生きするには』 ~youtubeで講演会内容を公開

医師も英文論文を読まない・・・? (看護職だけでない)


そして、近藤誠医師の最新刊
『健康診断は受けてはいけない』(2017/2/20発行)
が出版されました。

これが衝撃的でした。
自分が考えてこなかったことに気づかされ、
疑問に感じていたことには
世界的な研究論文を根拠にして説明されている。

既に疑問が生じていましたから、
以前とは読み方が違っている自分に気づきました。

示された世界的な医療の動向と日本の医療界のズレの大きさ!
しばらく自分の頭の中を整理する時間が必要でした。

たとえば、
欧米でこれまでに行われてきた各種がんの 検診群と非検診群の比較試験 が紹介されています。
そして、その結果は、
検診を行うことでがん発見率は高くなるのに、
その死亡率は変化がないかむしろ増加している!

抗がん剤や手術という名の「治療死」の増加だと近藤医師は解釈します。



現在の私は、
個人として、「緩和ケアしか医療はいらない」と考えています。
加えるなら、ケガをしたときにはお世話になります。

近藤医師の意見に力づけられ、
受けたくなかった「乳がん検診」や「子宮がん検診」から離れるために
女性ホルモン補充療法をやめることにしました。
(ただ今 減薬中。スムーズに薬をやめることができそうです。)→
これで、義務としての「健診」の機会もなくなります。
自分の身体が持つ力を信じましょう!



保健師としては どうするか。

中立を目指そうと考えています。
がんについて、
日本の標準治療と対等に、近藤医師の意見も同じように説明できるようになりたいと考えています。
長年の築いてきた知識を 根幹から問い直すことは、
標準治療の知識を学ぶ機会のもなりそうです。
ものすごいスピードで医学と医療機器は発達していますから。。。
(健康診断についても 考え直しの機会をいただきました)



本を読んで、ご自分で考えていただくのが一番なのですが、
いくつかのテーマ(著書の目次など)を選びながら、
これから、少しずつ書いてみようかと考えています。

著書を読んでみようと思われましたら手に取ってみてください。
その方が正確に近藤医師の意見が伝わるでしょう。


私には まだ近藤医師のように確固とした考えができていませんので、
ブレるかもしれません。
書きながら 自分の考えを少しずつはっきりさせていければいい、
そんなふうに感じています。





それぞれの人の ぞれぞれの価値観 を尊重します!
埼玉県鴻巣市の開業保健師 ヘルス プロモーションサポート栗原 HP はこちら

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