がんの発見率はあがっても 死亡率は変わらない!

これまでの自分のがん治療に対する常識を考え直す(その1)です。

乳がん・前立腺がん・子宮がんなど

検診受診が勧奨されている部位のがんほど患者数の増加が著しい。

ところが、これらのがんでは、死亡率が減るのではなく、

死亡率がむしろ上昇している!


(全がん死亡率は減少するなかで、
 検診発見がんの死亡率は増加している。)

これを聞いて、どう考えますか?


近藤医師は、下記の著書のなかで、
「がん検診は有害無益」

「抗がん剤という“毒”」 
「手術によって がん細胞が増殖する機会をつくる」
それで
「がん死という名の“治療死”が増えたためでしょう」
と解釈しています。

治療死!


私は、
がん発見率や死亡率の経年変化のグラフを使っての説明に
全くの新しい気づき(発見!納得!)を得ました。

死亡率の減少(効果)がないのなら、

検診でがんを見つけることのほうがむしろマイナスではありませんか!?

心が病む。

そして、治療というベルトコンベアーにのれば、

体がきつい。苦しい。

治療後も病院から離れられない。

お金がかかる。

時間も取られる。


  ・・・・・


私は、普通にやりたいことをして 居心地の良い所で過ごすのが良い。

長く生きるより、日常を生産的に自由に生きたい!



私が50歳を過ぎたから?

[やりたいことはやっている] と感じているから?

[生きることのほうが大変!]なんて感じているから?


誰にでも当てはまるものではありません。

どちらがいいと、他者に勧めるものでもありません。

(2014/11/5)それぞれの人がもつ それぞれの死生観

トコトン治療するという
「がん治療との闘い」を選ぶのも自由。


でも、近頃・・・・
身近な人を抗がん剤治療ののちに亡くしたかたの中には、
[自分は抗がん剤は嫌だ]
という気持ちを表現することが多くなっている。そう感じます。



『健康診断は受けてはいけない』(近藤誠 2017/2/20発行)の中には、
他にも
欧米ではがん検診を否定する大きな潮流が生まれています。
マンモグラフィーについて、
米国政府の予防医学作業部会が2009年に「推奨しない」と発表
スイスの医療政策を審議する医療委員会は、2014年に「乳がん検診の廃止」を提言
    ・・・・・etc
など、日本の何やらオカシナ医療の現状が記されています。

がんは[早期発見・早期治療が大切] と考えている方は、
一度この反対意見を読んで考えてみてはいかがでしょう。

国際的に発表される研究論文を批判的な目で選び、読み取り、
それを根拠に意見を語ります。
これこそ、EBM(evidence-based medicine:根拠に基づく医療)。

“権威”を欲しがる医師とは異なります。(むしろ逆)

「僕は、自分一人で発言や行動をし、その結果を自分一人の責任として引き受けてきました。徒党を組まないことは、心が平静でいられる秘訣なんです。」
ここにも惹かれます。



知らずして批判はできない。

今は少数意見でも、それが大勢になる日がくるかもしれません。


私は、標準治療も 近藤医師の意見も、同じように説明できる保健師を目指そうと考えています。




それぞれの人の ぞれぞれの価値観 を尊重します!
埼玉県鴻巣市の開業保健師 ヘルス プロモーションサポート栗原 HP はこちら

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