乳幼児期の脱水 ~約20年前の私の経験

乳幼児の脱水に書いていて思い出した“驚きの経験”があります。


息子の鼠径ヘルニアの手術のために 近くの病院に入院したことがあります。
あまり評判は良くなかったのですが、
外来での医師の対応が信用できましたし、
私が入院に付き添うことができたので、そこで手術をお願いしました。
通常は、ごく簡単な手術ですから、
手術さえうまくいけば問題ないと考えたからです。

ところが、
麻酔の影響か、術後に吐くのです。
それも、麻酔から覚めて点滴を抜いたあとに!

単語レベルで話し始めたころで、「ジュス、ジュス、・・・」 と
キャロットジュースを欲しがる。
「少しだよ」と言っても、体の要求のままに勢いよく飲んでしまう。
だんだん 吐く量が飲む量より多くなってくる。

むしろ熱が上がってくる。

脱水熱?!

水分補給が必要と考えて、看護師に再度の点滴開始を求めても、
一向に動きがない。

焦る。

ここの看護師は何 考えてんの?! 

「医師と話をさせてください。」
と要求して、やっと脱水の危険性に気づいてくれた。

点滴を入れるのに母親は室外に出ろと要求される。
「いいえ、私はここを離れません。もっと不安になって暴れます。
身体を抑えるのは私がしますから。
脱水状態の子どもの血管がそう簡単に確保できるわけがないのはわかってます。
でも、私より毎日針を扱っているかたのほうが上手なはずです。
いくら泣いても 何度刺しても構いません。命にかかわります。」

そして 今度は、
回復して口から十分水分をとることができるようになったあと、
子どもにとっては邪魔な点滴をなかなか抜いてくれない。
看護師は 苦労していれた点滴を抜去をしようとしないのです。
医師との面会を要求し、
(医師はきませんでしたが)やっと抜いてもらえました。


いやはや、看護師と言えども、レベルは様々。
自分がついていれば問題はないと判断して病院を決めたのですが、
看護師に伝えても情報が医師に伝わらないほどの低レベルな看護に呆れてしまいました。

そのあと、ちょっと廊下を歩いていましたら、
師長が片隅で医師に謝っていました。
「・・・・。小児のことは不慣れで、・・・」 と聞こえましたので、
息子のことだとすぐにわかりました。
専門職としてありえない。
わからないなら なおさら医師と連絡を密にするべきです。



約20年前のことではありますが、
今も私は、看護師が医師と水平な立場でない限り、
看護師はその時々の判断に基づいた行動がとれないと考えています。
医師も 看護師から積極的に情報をもらわないと、
指示を出している自分の責任なるのです。姿勢を改めていただきたい。

近隣医療機関の医師-看護師の関係は、今なお縦関係のようです。
患者としては、医師と看護師のコミュニケーションが取れている医療機関を選ぶことをお勧めします。



加えていうと、
その病院で、手術後の定期的な状態観察のために訪室したのは、
看護師ではなく、なんと看護学生でした。
これには本当にびっくりでした!
体温も含め、情報は私から聞くだけ。
本人に全く触れることもない。

そういえば、母が茨城の病院で手術を受けた時も、
術後の出血の確認もしない看護師に驚きました。
確かこれは、30年前くらいの現役看護師時代でした。




一体どこに行けば安全な医療を受けられるのでしょう。。。

看護師のほうが病棟の主(ぬし)として発言力を持つような医療機関で
看護師・看護学教員をしていた私です。
住む場所を変えてから 次々に驚きの現実に出会いました。
覚悟していた以上だったのです。

こうして私は、医療機関に近づきたくなくなりました。。。


医療過疎は、医療機関の数の問題だけではありません。




それぞれの人の ぞれぞれの価値観 を尊重します!
埼玉県鴻巣市の開業保健師 ヘルス プロモーションサポート栗原 HP はこちら

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