栃木県の「地域に広がる子ども・若者支援」 ~講演会へ

今日は、産業カウンセラー協会北関東支部の総会でした。

総会前の特別講演の題目に惹かれて、講演会のみ参加してきました。

期待以上の90分でした。

実際に1995年から子どもの困難に取り組んできた方のお話です。

栃木県子ども若者・ひきこもり総合相談センター(ポラリス☆とちぎ)

官民の連携が素晴らしい!


1998年に高根沢町の町長に就いた高橋かつのり氏(HP)の存在が大きかったようです。
現在は参議院議員・・・今の自民党政府のしていることをこの方はどんな気持ちでみているのでしょう。。。

高根沢フリースペース「ひよこの家」が2003年に誕生。
学校復帰を前提としない適応指導教室が、
逆に子どもたちを学校へと復帰させていくのだそうです。

活動は県内各地に広がっていきます。


不登校・ひきこもりは 子どもに限らずですが、
学校があるかぎり「いじめ」は存在する、という前提。
また、様々な家庭の問題が存在します。
貧困・発達障害・虐待・親の諸問題 etc → 機能不全家族。

子どもの問題の底辺には家族環境が影響する ということは
私の実感としてもあります。

隣近所とのお付き合いもしようとしない(できない)若い世帯が
多くなっていると思いませんか?



ポラリス☆とちぎを運営する栃木県若年者支援機構の中野謙作さんは、
持ち時間をめいっぱい使って、活動の実際を熱く語ってくださいました。

現実には、想像を超えるような厳しい家庭が存在するのでした。。。

「制度」「お金」も必要ですが、もっとも必要とされるのは「ひと」。

「官(公)」の支援にはつながりにくい対象者を
「地域」で支援していこうと、
様々な活動の場(居場所・学び場・体験・就労)を用意し続けています。

地域の農家や県内の企業が就労の場を提供してくれるようになったのも、
中野さんはじめとする地道な活動の結果ですね。

どうぞ、
ポラリス☆とちぎ」や「栃木若年者支援機構」のHPをご覧ください。




子どもの貧困という実態は、なかなか見えてきません。

でも、統計的には、
6人に一人が平均所得の半分(200万円以下)の家庭で生活している。。。
(その中には家計管理に問題がある家族も多い)

生活が苦しいことを他人は知られたくないという気持ちがある。

私の住む地域でも まったく見えません。



そして、・・・・

以下の数値は衝撃的でした。

本日の講演会のレジメの一部です。
画像












将来生活保護を受けるか、年収200万円の収入を得て納税するか。
155人で試算しても、年間2億4000万円の差になるのです。



若者支援は、子育て支援(保育所の整備)だけではないということです。

もっと困窮した若年層が存在する。
かれらは、将来 「生活保護」受給の側になる可能性が高いのです。


栃木県のように、
全ての若年者相談を一本化することができたらよいですね。

ポラリスの一日平均の相談は20件にもなるそうです。

長い期間をかけた取り組みがこうして形になったわけです。

でも、ほかの自治体からしたら この仕組みを見習うことができます。




とっても刺激的な一日でした。





それぞれの人の ぞれぞれの価値観 を尊重します!
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