素人と専門家 ~畳替えは畳職人で選ぶ

25年以上使った畳を新調することにしました。

昔の全部藁できた本畳床の畳を使っています。
それをダニやカビのつきにくくなった現在主流の畳床のものに変えることにしました。


以前の領収書を取り出して、畳屋さんを検索すると今も営業中♪

次は、インターネット上で
現在の畳に関する一般的情報を下調べです。

複数のネット上の情報を読んで
まずは畳に関する言葉を理解し、
現在の畳床についておおよそ理解し、
お値段の相場もつかみました。


さて、

自分なりに候補に挙げた畳は、

畳表は国産(熊本)上級レベル

畳床は
⓵インシュレーションボードのみ
⓶インシュレーションボードでポリスチレンフォームを挟んだもの
⓷下層はポリスチレンフォーム、上層はインシュレーションボード
の順がいいかな

畳縁は選ぶだけ

ここまで自分なりに考えをまとめてから
畳屋さんにお電話して、来ていただくことにしたのですが、
やっぱり実物の畳を前に相談した方がいい、と考えなおしました。

お電話すると、
「来てくれるんですか。お待ちしています。」(歓迎)

お店の裏の作業場で実際の畳に触りながら、
自分の希望することを伝え、
長年畳を扱ってきてのお勧めを提案してくださいました。
下調べのおかげで十分に質問もできました。



そして、結果は、

事前の私の考えていたものとは大きく変更になりました。


まず畳表は、「中国産」の上質   ・・・・えっ?!

国産の熊本産など宣伝しているほどの流通量はない。
(多くはニセモノらしい。まるで“ブランド米”と同じよう。)
生産者は70代を超え、まず簡単には手に入らない。
国産の低級レベル(低質)でも価格は高い。
「中国産」でも
栽培から加工・織まですべてを中国人がしているわけではない。
日本人が中国の土地(気候もイグサに合う)で栽培し、
日本の技術で加工、日本の機械を使って日本の技術者が織りあげる。

「中国産のは安いけれど、細く密な織で丈夫だ。 20年扱ってるけれど下手な国産をうたうものより間違いなく良いよこれは。」

[中国製だけは嫌だ] という思い込みがありましたが、
中国の土地を使って日本人が作っているのなら問題はない。
“干し芋”と同じですね。


そして 畳床は、
候補⓷だった
下層はポリスチレンフォーム・上層はインシュレーションボードがお勧め

インシュレーションボードは湿気をすう。踏み心地がよい。
下層はポリスチレンフォームがよい。下からの湿気を遮断。
カビやダニは昔のものに比べて格段に減るそうです。



ダニやカビをできるだけ避けたいという希望で
上質(踏み心地・丈夫さ・汚れのつきにくさ)なものが欲しい私。

間違いなく、専門家・畳職人のKさんご夫妻の提案がぴったりでした。




見事に素人の畳選びはひっくり返りました。

現物も見ないで、
専門家の人柄に触れないで、
疑問点を質問して 納得の上で購入していなかったら、
希望のものとは全く違うものを高いお値段で購入することになっていたでしょう。


事前情報はその分野の言葉の意味や
おおよそのお値段(相場)くらいで十分です。

あとは、
実際にその道の専門家の意見を聴くことだと改めて思いました。
対面すれば、営利目的なのか、顧客本位なのか分かります。

おかげで畳にも詳しくなりました。
相変わらず、た~くさん質問してきましたから。(笑)


一応、部屋を使う夫の了解は必要なのですが、
話し合いの終わるころには
Kさんご夫婦に提案いただいた畳で 交換をお願いしよう。
そう、心は決まっていました。
「少しでも気になることがあったら、何度でも問い合わせてください。
 納得してから決めてくださいね。」
って、奥様に念押しされました。
(売りつけようとする気持ちはサラサラない。ここが大事!)



どんなことでも同じです。

自分の仕事にこだわりを持つ人は、
トコトン話し合うこと、顧客に理解してもらうよう努めます。
それがプロ意識だと思います。


30年近く前に義父が選んだ畳店です。
お義父さん、さすがです!





それぞれの人の ぞれぞれの価値観 を尊重します!
埼玉県鴻巣市の開業保健師 ヘルス プロモーションサポート栗原 HP 

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