デパス錠の危険性を知って使っていますか?

埼玉県鴻巣市のフリーランスの保健師 栗原です。


デパス(エチゾラム)

という薬をご存知ですか?

精神安定剤のひとつです。
(抗不安薬・睡眠薬)



2016年10月、第3種向精神薬に指定され
保険医による処方の上限は
30日分に制限されました。。

それが、
2018年度の診療報酬改定では
さらに、 
長期処方の場合の保険点数が
大幅減額されることになりました。
一方で、
他の医療職と協力した減薬への取り組みに
新たに点数が設けられています。

30日分の処方制限があっても
相変わらず
乱用と思われる状況が減らない

ということですね。



2016/11/22日経メディカル
「特にエチゾラムについては、認知機能の低下、転倒・骨折といった副作用、乱用などを以前から問題視しており、向精神薬指定の必要性を国に訴えてきた」――。(国立精神・神経医療研究センターで精神保健研究所薬物依存研究部部長を務める松本俊彦氏)

その時に示された
乱用されていた処方薬(睡眠薬・抗不安薬)の順位
(2014年「全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査」を基に一部改変)

画像



















その結果を見ると、
乱用されることのある処方薬の中で、
最も頻度が高いのがエチゾラムです。

効果を感じる薬ほど
依存しやすい。

まさに、デパスはそれです。



もう一度!

生じやすい副作用です。

睡眠薬として使って、
夜間トイレに行くときに転ぶ。

骨折


そして
認知機能の低下

中枢神経系(脳)に直接作用する薬です。
多量の、あるいは長期間の使用は
いずれ認知機能に影響するように思います。



常用上限量は
成人で1日3mg
高齢者では1日1.5mg
です。

処方された適正量を使用していても
「常用量依存」が生じると言われます。

デパス錠 添付文書

減薬したり、他の薬に変更したりできます。
が、
急にやめると離脱症状を起こす心配がありますから、
減薬は専門の医師のもとで行う必要があります。
容易ではないので、
薬剤師や看護師などかかわりに期待するのです。





ですが、・・・・(不思議に思うこと)

30日分と言っても
処方できる量(mg数)は制限がないのでしょうか。。。

あらっ?
と思うような情報が入ってきます。
1日分の薬量が
大幅に常用上限を超えている???

危険な薬はできるだけ止めようとする医師と、
自分の患者として留めておきたい医師。
ん~、残念ですが両方いますよね。

医師のプロとしての意識に
期待するしかないのでしょうか。




患者自身やご家族が
自分の使用する薬について
正しく理解しようとすることが必要です。

門前薬局ではなく、
かかりつけ薬局を決めて
そこの薬剤師に相談するのがお勧めです。



過去の記事
(2016.9.29)デパスやアモバンなど「投薬上限は30日」へ ~向精神薬に指定




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