第二回 『サルビアの会』市民フォーラム開催

埼玉県鴻巣市のフリーランスの保健師 栗原です。

人生は自分の選択の積み重ね

~あなたが自分らしく生きるために

 あなたの意思決定を支えます~




 *  *  *  *

9月15日(土)は、
茨城県古河市のがん患者会『サルビアの会』に
参加してきました。

午後は、
4人の『サルビアの会』会員が体験談を語る
市民フォーラムです。
午前中はそのリハーサル。

いつもの時間に
診療所のロビーに
これまでご縁のあった方々が集まりました。

体調を心配していた I さんも
ご夫婦で到着して
発表者4人全員がそろいました。


今年のリハーサルは、昨年の反省を踏まえて
本会場(福祉の森会館)に移動し、
本番と同じように演台・マイクを使って
やってみることにしました。

皆さん原稿を用意してありましたが、
途中で
「涙で文字が見えない。。。」という場面も。
(「文字が見えなくなったら、
 見えるようになるまで待っていいんです」)


でも、
この日のために 準備をしながら
自分の経験を振り返る機会を持ちましたから
頭の中に筋が入っているはずです。

大丈夫!





雨もあがって、13時半から本番です。

第二回 『サルビアの会』市民フォーラム

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会の代表である赤荻栄一先生から
『サルビアの会』についての説明の後、



一番手は、卵管がんのSさん

Sさんががんの診断を聞いた日は
東日本大震災(3.11)の午前中。
世の中が騒然としている中、
迷うこともなく
淡々と治療を進めていった様子が語られました。

3年後に再発して、再び抗がん剤治療。
脱毛の副作用に備えて坊主頭にしたら
ご主人も「俺も!」と一緒に坊主頭に。
そんなエピソードを交えたお話しからは
家族への感謝の気持ちが伝わりました。

再発という心配はありながらも、

日々様々なボランティア活動に参加し、
そこで感じる喜びが
Sさんの生きる力になっているのが分かります。



次は、大腸がんのOさん

リハーサルでは
この3年間を振り返って
珍しく涙を見せたOさんでしたが、

本番では、
いつもの笑顔と明るい声で
原稿用紙から離れて
前を見て語り始めました。

「大腸がんステージⅣ」という診断から始まり、
肝転移・肺転移とその治療。
激しかった抗がん剤の副作用の様子を
一般の人にもわかりやすく。
何度も経験した手術をサラリとこともなげに。

抗がん剤によるアナフェラキシーショックは
「こんなに簡単に死ぬんだぁ、と思った(フフフ)」と回想。

Oさんの治療の道は、
毎回のサルビアの会の中でも驚きの連続です。
当然、会場からは
「へぇ~」という声があがります。

会場からの質問
「その強さは、もともとの性格ですか?
なにか普通の人とは違うものを持っているのでしょうか?」
Oさんは
「特別じゃないと思いますけど」
と答えましたが、
赤荻先生からの追加インタビューで、
「古河市民マラソン(フルマラソン)を3度走った」
「バタフライで50メートルを泳ぐ」
「診断の数日前にはバク転の練習をしていた」
など、
鍛えてきた身体の力を披露しました。
会場から驚きのリアクション!
(Oさんは私の3歳上です。)

(がんと分かるまで
バリバリとキャリアを築いてきたことも
知っています。)



そして、肺がんのI さん

「なんで自分ががんになるんだ?!」
という、
診断を聞いた時の心の動き。

がんの診断を受けた後
病院から渡されたDVDを使って
家族と情報を共有しながら
治療を考えていく様子。

いくつかの抗がん剤を使ってみたものの
残念ながら
効果が期待できなかったこと。

丁寧なお話しで、
現在のがん治療の進め方を
皆さんに伝えることができたように思います。

「今は、がんの治療はやめています。
その代わり、
食事を整え、“気”を入れる。」

「がんに負けない!」

「あと2年で金婚式だ。生きる!」

心臓の状態もあって息が切れるなか
とても力強い語りでした。



最後は家族代表のKさん

Kさんのご主人は
ちょうど2年前に旅立ちました。
翌日9月16日が3回忌。

リハーサルでも本番でも、
涙で声が詰まります。
「・・・すみません。
主人の顔が浮かんできてしまって。。。」

でも、
いつの間にか原稿用紙から目を離して
時折確認するだけで語り続けました。

5年もの間、
腰の痛みで整形外科を回り
前立腺がんの骨転移とは気づけなかった。

前立腺がんの検診をきちんと受けていたのに
がんと分かった時でもその数値は
基準値の中に入っていて「異状なし」。

その納得のいかない悔しさを
赤荻先生のインタビューを受けて
詳しく語りました。

「なんで検診を受けなかったの?」
そんな心無い周囲の言葉に
傷ついてきたKさんです。

その他、
緩和ケア病棟で
最期まで自分の足でトイレに行っていた
ご主人の様子。
看送った後の自分自身の体調不良。
家族の立場での 貴重な経験談でした。

『サルビアの会』に参加し始めて2年半。
昨年の今頃は
とても人の前に立つことを
お勧めできる状況ではありませんでした。
こうして今日、「語り手」を務めたことは
Kさんにとって大きな一歩になるはずです。



4人ともとっても素敵でした。


会員の想いは、

体験談を語ることで
誰かしらの役に立つかもしれない。

一人でも多くの人が『サルビアの会』を知り
出会うことができれば助け合うことができる。


このフォーラムの目的は
『サルビアの会』の存在を
一人でも多くの人に知ってもらうこと



茨城新聞にフォーラムの案内記事を
掲載していただいたおかげか、
遠くは小美玉市から
I さんの住む坂東市からも
来ていただきました。


来年も 同時期に
第三回市民フォーラムを開催する予定です。
(閉会のご挨拶で
『サルビアの会』を主宰する赤荻先生から予告)




  ~   ~   ~   ~


私が『サルビアの会』に参加するようになって
ちょうど4年になりました。
毎月第一・第三土曜日ともに
できるだけ参加しています。

『サルビアの会』との出会い↓
(2014/8/16)『がんになって分かったこと』 拝読いたしました。

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それぞれの人の ぞれぞれの価値観 を尊重します!


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