中学生の自殺死亡率の増加に改めて驚きました

夏休み明け、SOS気づいて 中学生の自殺、4年連続増
(本日の朝日新聞トップ記事です)

全国の自殺者数と中学生の自殺死亡率の推移
 国内全体の自殺者が減る中で、中高生の自殺が増えている。文部科学省は7月、夏休み明けに自殺を図る子どもが多いとして、全国の教育委員会などに対策を求めた。昨年の中学生の自殺者は102人で、17年ぶりに100人を超えた。自殺予防の授業に取り組む学校も出てきている。

 厚生労働省によると、昨年の自殺者は全体で2万4025人と、前年に比べて1402人減った。2012年に3万人を切り、減少は6年連続だ。
 中学生の自殺者は増減を繰り返しているが、最近は子どもの人数が減る中で増加傾向を示している。71人から78人になった12年以降、4年連続の増加だ。


3万人を切った年間自殺死亡数。
その年齢構成比には こんな状況が隠れていたのですね。


自分の息子たちが成人した今、中学校・高校の実態は
少し遠いものになってしまいました。
中学から私立を選んだこともあります。
公立では あまりにも学習能力格差が大きくなっていることを感じたからです。
小学校では、家庭科を中心に自ら授業協力を申し出て 子どもたちとかかわってきました。


「不登校」「いじめ」という言葉が当たり前に聞かれるようになって、
未成年者による殺人事件も相次いで起こり、・・・・・

でも、
子どもが悪いのではなく、間違いなく環境が影響していると思います。
親が悪い?・・・・(一部あるかもしれませんが)・・・親をそうしてしまった環境は?
教員のせい?・・・・その勤務環境・学校制度 ・・・・・やはり環境でしょう。。。


自殺という現状を前にして、「生きていてくれるだけでよかった。」 

それでは、もう遅いのです。


『義務教育』とは、・・・・

日本国憲法 第二十六条  
 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
○2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

教育を受けさせる義務を親に課しているのです。


子どもには、学校に行かない権利があるのではないですか?

もし うつ病 になれば、しばらく心身ともに休まなければなりません。
でもそれが落ち着いてきたとき、
どうやって生きていくか を考える良い機会にすることができます。
他者にひかれたレールの上を何の障害物もなく走っていくより、
そこで、協力者(親やカウンセラー・教員など)とともに、

どう生きるか を考えること。

それが、むしろ強い生きる力を育ててくれるのではないでしょうか。

我が家だって、障害物だらけでした。
第一志望校に不合格、から始まり
同じような学力の中では優位でいられるわけではありません。
その他 いろいろ。本人の承諾なしには記せませんが。

ただ、絶対に必要なのは、
子どもの力を信じる親(あるいはそれに代わる誰か)の存在だと思うのです。


学校に行かないことを世間に知られたくない。
これは、子ども中心ではなく、親中心の考え方ですよね。


「少し昔は、『学校なんか行ってないで、家の仕事を手伝え!』だったじゃない。
今度は学校へ行かないと『不登校』って呼ばれちゃう。変だよね。」 
(森俊夫先生の言葉)

自宅学習もできる、
フリースクールもある、
家庭教師もある、
ボランティアのよる学習支援もある、・・・・・
いろいろな学びの形が認められるようになったのは嬉しいこと。


不登校のまま長期間 閉じこもることは、
成長し続ける子どもにとって望ましいとは思えませんが、

『学校に行くことが死ぬほどつらいあなたへ。休むことも選択肢の一つです。』
(窪田由紀・名古屋大教授)

全く同感です。


ゲームで育った世代。
『死ぬこと』と『ゲームのリセット』 の感覚が近くなってることも指摘されています。

「まさか自殺してしまうとは・・・・ 」
子どもと周りの大人の感覚の違いも関係しているのかもしれません。


世間体より、子どもの声(こころ)を大切にしてください。



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