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zoom RSS 採血 〜腕をたたいて血管が見つかる?

<<   作成日時 : 2017/06/10 22:53   >>

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採血は看護師(特に新人看護師)にとっては、緊張するものです。

20代の新人看護師時代。
病棟看護師が各外来も担当する仕組みを持っていた筑波大学では、
ICUの看護師は外来担当の日は、採血室でした。
一日中、ひたすら採血を続けます。。。
1度の失敗は許していただけますが、
2回目のなんと緊張したことでしょう。
難しい場合には、もちろん自分のためではなく 患者さんのために
先輩の看護師に交代をお願いしました。
(「申し訳ありません。私より経験のある上手な看護師に代わります。」
と正直に伝えました。)

毎日のように採血していれば、
上手な看護師は、血管は見えなくても採血できるものです。
見えなくても指先の触覚でどうやら判断できるようです。
見えても針を刺す瞬間にスッと針先から逃げてしまう血管もありますし。


40半ばに看護師として常勤復帰したとき、
私の採血のスキルは当然新人並みでした。
いくら20年前に幾分自信が持てるまでになったとして、
ブランクはそう簡単に埋まりません。
相変わらず、駆血して [これは私には無理だ] と判断したら、
ベテランの准看護師にお願いしました。

あるときのこと、
四肢の神経障害があり 知覚もない患者さん。。。
全く表面からは血管が見当たりません。
もちろん、血管らしきものは私には触れません。
「何回さしてもいいよ。どうせ痛くないんだから。(ハハハ)」
そうはいっても、・・・です。
ベテラン准看護師は、
「ん〜」と言いながらしばらく腕を触っていましたが、
見事に、翼状針から血液が!必要量を1回で採取できたのです。

もうこれは、長年の感というか、そんなものなのではないかと思います。


下手な看護師ほど、
「血管でないわね〜」なんて言って、
患者さんのせいにする! ・・・と思いませんか?

長期の治療で血管が硬くなって 確かに難しくなる場合があります。
でも、そこを何とかするのがプロ集団だと思います。
「集団」というのは、「誰が実施するか」もプランになるからです。
だれがやっても成功するような採血は新人でもよい。
(患者さんにもそこはご協力いただく)
でも、出血傾向があったり、使える血管が少ない患者さんなら
その集団の中でももっともスキルのある看護師が行うべきだと考えます。

現実には、難しい患者さんの採血は避けたがるのでしょうか。
時には、「いじわる」として 難しい採血を回される。。。
患者さん本位ではないですね。
そんな病院の看護力は低いことでしょう。


本題に入ります。

なかなか成功に結び付きそうな血管が見つからないとき、
看護師はどんなことをするでしょう。

* 採血しようとする腕を心臓より低く垂らしてそのまま駆血する。
   自分の腕を上げ下げして、血管を観察してみてください。
   高く上げると、血管が窪みます。

* 採血しようとする腕に暖かいタオルをのせて温める。

* 採血しようとする血管の上を中枢から抹消に向かって撫でる。
   静脈には弁がありますから、反対に撫でると逆効果です。

                        ・・・etc

でも、先ほどの例でもわかるように、
見えなくても、触ってみると
少し深さはあっても柔らかくて太い血管があったりするわけです。


私が不思議に思うこと・・・・
どこで覚えたのでしょう。

パチパチと腕を叩く???

これは、
血管の怒張を促す行為ではなく、血管を収縮させてしまう行為
ですよね。
びっくりしたら、痛いと思ったら、交感神経が働くんですから。


看護師の行動の不思議。。。

そして、誰(同僚)もその行動のオカシサを指摘しない。。。



患者さんには採血する看護師を指名する権利があっていいのではないかしら。

昔(看護師&大学生のころ)、
地域の病院では、
毎朝 一斉に静脈注射のために病室を回る時間帯がありました。
私の一番嫌な時間でした。
それに、当時はまだガラスの注射器でした。すべるんです。。。
露骨に「○さん、お願いね。」(私は嫌)という患者さんあり。
一方で、「Sちゃん、オレの注射していいぞ〜。失敗OK !」
(なぜか下手なのに指名してくださる)
ベテラン看護師は、指名された患者さんの分だけサッサと終わらせて、
「じゃぁ、後はヨロシク!困ったら呼んでねぇ。(笑)」
私は、[いくら失敗していいと言われても] と冷や汗でした。
採血より静脈注射のほうが難しいんです。

こうして、
先輩看護師や患者さんのおかげでスキルは身についていくのです。
初めから上手な看護師はいません。
新人研修医だって同じです。



ある方のブログを読んで、採血について思い出しました。





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