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zoom RSS サルビアの会 (2017年 8月 家族会) に参加

<<   作成日時 : 2017/08/06 14:44   >>

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古河市の福祉の森診療所で開かれている がん患者の会「サルビアの会」 に参加してきました。

今日も、患者である〇さんが ご主人と一緒にいらっしゃいました。

すぐに、お二人は先生のところに検査結果の用紙をもって
近づいていきました。

どうやら、最近のフォロー検査で、
肝臓に2つの転移巣らしい影が見つかり、
その治療方針について考えている最中のようです。

〇さんは、再手術については前回の手術の時から話をされ覚悟していて、
むしろ、再度抗がん剤治療が必要になった場合の身体への影響について心配されていました。
「この指先や足のしびれがもっとひどくなるんじゃないか。
 もし歩けなくなったりしたら、と思うと嫌だなぁ。」
〇さんの転移がんは、抗がん剤にはよく反応するようなのですが、
副作用もとても強く出るようなのです。
でも、それは「我慢できる」と。
一時はとてもつらい状況にはなったものの、
今はこうして体力も心も回復へ向かうことができているからですね。

「副作用としての手足のしびれは、もしかしたらもっと強く残るかもしれない。でも それは知覚神経障害です。運動神経障害、つまり運動麻痺がおこって歩けなくなるということはないですよ。」
(これに続けて、知覚神経と運動神経の違いについても皆さん分かりやすく説明していただきました。)
「そうか、車いすの生活まで覚悟しておかなくてはいけないかと思っちゃいました。良かったぁ。」


〇さんは、このところ患者会にも家族会にも参加して
積極的に皆さんの支援を受けるようになっています。

検査で新たな転移が見つかった時には、
「すぐにMYさんに連絡して話を聞いてもらって、
 TJさんにも話して励ましをもらいました。みんな神様のよう。」
(サルビアの会は会場だけでないつながりがあります)


新たな転移を覚悟していたとはいえ、
ご主人の言葉
「先生、
 5月には見えなかったものが こうして見つかるというのは
 どうなんでしょうねぇ。」
をお聞きすると、
きっと今日までの間には
心配や不安がたくさん押し寄せていたのだと想像できます。


〇さんは 抗がん剤の治療まで受けることを想定していましたが、
もしかしたら、今度の手術で取ってしまえば それで済むかもしれない。
赤荻先生から 過去の患者さんの例もお聞きしながら、
これからのことを考えました。

「新たな転移」と聞いてだけで、「すぐに再手術をしなくては!」と
焦る気持ちが一般的なのではないかと思います。

でも、
転移巣として見えてきたものは、原発巣は手術して取ってしまったのだからまた新しく転移したとは考えにくい。最初の転移巣の摘出手術の時にもすでにあったのだけれども、まだとても小さなものだった。それが検査で認められる大きさまで育った。複数だけれど大きさが同じくらいですし。とすると、他に現れてくるものはないかもう少し様子を見てもいいかもしれない。
(先生のお話を私なりにそう理解しました)

がんでもすぐに命がなくなるわけではない。
特に肝臓の場合、がんが肝臓の大部分を占めるほどに大きくならない限りすぐに命にかかわるわけではありません。
何度も肝臓を切ることのほうがリスクが大きいかもしれない、と私は感じました。
抗がん剤治療も体力を奪います。

がんセンターの主治医との相談が主になりますが、
こうしてサルビアの会で検査結果の理解を深め、
次の診察までに様々な選択肢を考えていけるのです。
このような機会を持つ人は そうはいないでしょう。

ご主人とともにサルビアの会に参加し、
情報を共有し、話し合いながら方針を決めていける〇さんは
家庭でもひとりではありませんね。
心強いはずです。



赤荻先生は“総合診療医”ですから、
心療内科の薬も処方できます。
膝の痛みや腰の痛みにも生活上のアドバイスをしてくれます。

○○さんが心配していたように、
複数の医療機関にかかると薬も重複しがちです。

先生は、総合診療医について説明をした後にこう言いました。
「医師が“専門医”をめざし、専門分化するようになったのは、
患者である皆さんの医療の使い方のせいですよ。」

そうですね。
専門医のほうがエライと思っている国民がどれほど多いことか。
(赤荻先生は呼吸器外科の専門医でもあります)


総合診療医をかかりつけ医にして、
必要な時だけ専門医に紹介してもらい また戻ってくる。
そうすることで 通院の時間も 過剰な医療も減らすことができます。

サルビアの会を通して、
医療の仕組みを上手に使う術を身につけることができます。

現に、
13年以上もサルビアの会(家族会)に参加し続けている80代の3人は
赤荻先生をかかりつけ医として生活しています。


3人の掛け合いが、みんなの笑いを誘い、
和やかな時間をつくってくださいます。




それぞれの人の ぞれぞれの価値観 を尊重します!
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